ふわふわフワンテ

フワンテが好きな人のポケカブログ٩(╹⌓╹ )۶'

ポケカにおけるアドバンテージとは「場のエネルギーの数」だ。というお話

こんにちは、ふわです。

 

今回は、ポケモンカードにおけるアドバンテージについてお話します。

 

 

アドバンテージとは? 

 

【アドバンテージ】

 

この言葉、僕たちカードゲーマーならば、一度は使ったことがあると思います。

 

この言葉、カードゲームを競技的に取り組むのであれば、意味を知っておく必要があります。

 

では、まず辞書で引いてみましょう。

 

アドバンテージ【advantage】

 

① 有利。利点。利益。得。 「 - ━レシーバー」

 

なるほど。

しかし、カードゲームにおいての意味は少し違ったものです。

 

ではなにか?

 

一言でいうなら【優位性の指標】です。

 

では、これをポケモンカードに落とし込んでみましょう。

 

ポケカ対戦において、どちらが有利か判断する時、あなたなら何を見ますか?

 

いくつか候補を挙げてみましょう。

 

サイド枚数手札枚数バトル場のポケモンのスペック。などでしょうか?

 

一つずつ考えてみましょう。

 

サイド枚数

これは一番それっぽいですよね。

 

ポケカ特有の概念である「サイド」という要素。

 

「時間制限が来た場合は、その枚数によって勝敗を決めるのだから、それが有利不利の指標だ。」

 

そう言われればそんな気もしてきますね。

 

しかし、違います。

 

なぜなら、『わざと相手にサイドを取らせる』という戦略が存在してるからです。

 

現環境でいうと、「オロヨノ」などが、正にそうではないでしょうか?

 

そして、アドバンテージというのは【優位性】そのものです。

 

それを踏まえてです。

『自らサイドを取らせることで有利になる場合がある』

 

この時点で、「サイド枚数」がアドバンテージというには、破綻しています。

 

手札枚数

では、「手札の枚数」ならどうでしょうか?

 

カードゲームにおける「手札」とは、言い換えると「選択肢の数」という言葉が一番しっくりくると思います。

 

事実。その通りです。

 

なんて言ったって、手札が0枚では何も出ません。

 

じゃあ手札の枚数がポケモンカードにおける『アドバンテージ』なのか?

 

いいえ、これも違います。

 

たしかに0枚では何もできません。

 

しかし、ほとんどの場合において手札が0枚になることはありえません。

 

加えていうと、ポケカは仕様上サポート、エネルギーを貼るというのは、1ターンに一度しか行えません。

 

そのため、1ターンあたりのカード使用枚数には限界があります。

 

つまり、『手札枚数』【選択の幅】を図る指標であって、【優位性を図る指標】ではありません。

 

その点から、『手札枚数』が『アドバンテージ』だというには難しいでしょう。

 

バトル場のポケモンのスペック

 

今挙げた3つの中で、実はこれが一番正解に近いものです。

 

しかし、やはり違います。

 

当然の話なのですが、ポケモンのスペック自体がポケカの勝敗を分けると仮定するならば。

少なくとも大会上位のデッキは全て一緒でなければおかしな話です。

 

そして、事実は違い、今の環境には様々なデッキタイプが群雄割拠としています。

 

では、なぜ冒頭で、この項目が一番正解に近いと申したのか?

 

結局のところ、ポケカで有利を取るためには、『技を打つ』という行動が伴うからです。

 

HANDやLOなどの特殊タイプのデッキは例外的ですが、ほぼ全てのデッキが、技を打ち合い勝敗を決めんとしています。

 

では、ここまで回りくどい話をしてきましたが、結局のところなにが『アドバンテージ』なのか?

 

そろそろ結論に行きましょう。

 

エネルギー

 

はい。これが正解です。

 

今の環境が高速環境と言われる所以(ゆえん)はどこにあると思いますか?

 

ぱっと浮かぶのは、やはりインフレして増えていった技の打点。

 

そこに環境の高速化の原因があるように感じる方も少なくないかと思います。

 

 

しかし、現在の環境デッキのほぼすべてに備わっている要素。

 

それは、『エネルギー加速の手段』です。

 

レシリザのカキ溶接工。三神のアルティメットレイ。ジラサンのせんじんのまい。

 

思い返してみると、環境に台頭しているデッキのほぼ全てがエネ加速を持ち合わせているのがわかります。

 

 

わかりやすい例として、少し前の環境を例に出します。

 

XY後期のボルケニオンGXを主軸にしたデッキが環境の台頭していた時代です。

 

このデッキは、鍛冶屋という他のデッキにはない強力なエネルギー加速を持っていました。

 

鍛冶屋

自分のトラッシュからほのおエネルギーを2枚選び、自分のほのおポケモン1匹につける。

サポートは、自分の番に1枚しか使えない。 

 

それに対し、その時の環境でボルケニオンの同期にあたるデッキには、エネルギー加速の手段を持ち合わせていないのが当時の現状でした。

 

この、『エネルギー加速の手段』の有無が、当時のデッキパワーを図る指標となりえたわけです。

 

 

そして、現在の環境まで至り、エネルギーの付け方は多様化してきました。

 

しかし、結局のところ――――

 

ポケモンが技を打っているんじゃない、エネルギーが技を打っているんだ】

 

こういうことです。

 

この記事で伝えたいのは、この一文です。

 

本題に戻ります。 

 

ポケモンカードにおける『アドバンテージ』とは、【場のエネルギーの数】です。

 

この、場のエネルギーの数は、【場の総力値】とも言い換えれる数字です。

 

なぜ、レシリザの先行カキが忌み嫌われるほどに強力なのか?

 

それは、手張り分を合わせると、『先行で5エネルギーのアドバンテージを取られてしまうから』です。

 

この【エネルギー=アドバンテージ理論】は、肌感覚で理解しているプレイヤーは沢山いると思います。

 

しかし、その理論を言語化できるかどうかでは、また別の話だと考えています。

 

結局のところ、僕が言いたかったのは、『エネ=アド』。これだけです。

 

さいごに

ポケカにおけるアドバンテージ】

 

この言葉の意味を、今までうやむやなイメージで捉えていた人。

 

そんな人たちに、この記事を読んだことで、これからのポケカライフのちょっとしたプラスになったと言ってもらえれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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